-BOB's COLUMNS-

その11 今日は辛口な私('99/01/12)

　先日（といっても２週間以上過ぎてるか…）、スカイシアタープロデュース公演「お茶漬けのココロエ」が、無事に終了しました。この度は、私は一切関係していなかったのですが（なぜか客なのにバラシを手伝わされた）、その中の一本、四方田直樹作・演出「ただいま」は、私の待ち望んだ作品でした。
　この作品が最初に出されたのは、今から２年以上前だったと思います。今回上演されたものとは程遠い完成度ではあったものの、個人的に非常に好きな作品だったので、上演される日を楽しみにしていました。どういうわけか、この作品は大学のサークル時代に陽の目をあびることはなく、いつも最終選考で、僅差で他の作品が採用されてしまっていたからです。
　それがついに上演されることとなり、しかも大変高い評価をうけていたのは、第三者ながら非常にうれしかったです。個人的にも作品の完成度も高かったと思います。はっきりいっておもしろかったです。ただ、これだけで終わってしまうと、批評もなにもあったもんじゃないので、２、３小言を言わせてもらいましょう。

　今回は（というかおそらくこれからも）ノータッチだったので、今回の内部事情も練習風景も良く知りませんが、私見では四方田直樹という人物は演出家というよりも脚本家であり、脚本のイメージをそのまま忠実に演出するという感じがしていました。ですから、脚本家としての彼の能力や経験は非常に高く評価していますので（遅筆であることはあいかわらずらしいが）、これからさらに経験をつんで演出家としても能力を発揮していってほしいです。
　また、サークル時代からいえることなのですが、幕が上がってから幕が降りるまでのところは素晴しいのに、幕が上がる前と幕が降りたあとの管理や対応がいまいちな気がします。仕込みのときは知りませんが、バラシの時の手際は余りいいものではなかったので、その辺りからうかがうと、どうも似たり寄ったりな気がします。また、裏方やお手伝いさんが少なかったり、人がいても誰も指示しないのでどう動いていいかわからないという状況もどうかと思う。決して個々人の能力が劣っているわけではないのだから、公演の全体管理についてのスキルアップは、これからスカイシアターが劇団に成長するに当たっての一つの課題でしょう。

　それと一番いいたいことは、恐らく芝居を見にいった人なら誰しもが思ったはずだと豪語しますが、
狭い!!!
奴隷船かここは!!!!
いくら予想以上に人が入ったからってあんなに狭かったら見ていて疲れるだろうが!!!!
もっと自信を持て!!!!
シアターアプルを満員にしてみせい!!!
公演を見にきた人達の思いを代弁して最後を締めくくらせていただきます。
それはまた。

その10 情報処理２種！('98/07/21)

みなさんグーテンターク！
最近は知人の出演する芝居がたくさんあったので楽しかったです。
知人が芝居でがんばってる中私が何をしていたかというと…。
仕事してました。
ずいぶん任されて（おしつけられて）きたのでたいへんですがなんとかやってます。
そんな私ですが、何と４月に受けた情報処理２種の試験に合格してしました！
（２ヶ月過ぎてようやく結果がきた）
こう聞くとプロへの道を着実に進んでいるようにみえますし客からの信用もますんですが、
この業界（うちの会社？）の人からいわせれば、
「よく勉強する気力と暇があったね」か、
「もってて当り前」程度のものなんですよ。
しかーし！！
信用ほど得るのはむずかしく失うのがたやすいものもないので、もうけものかな。

ずいぶん他のメンバーとはやってることが違いますが、
今でも私は自分のやりたいことをやっています。
これって結構難しいことだと思うんですよね。
全ての人がそうとは限らないし、何がやりたいのがわからない人もいるかもしれないし、
好きだからこそ辛いこともあるし。
皆さんはどうですか？

幸か不幸か私にはまだまだやりたいことがたくさんあるので
軍資金を蓄えようと思ってます。
…時間はとれるんだろうか？？？

その9 今年のゴールデンウィーク('98/06/10)

なんだかんだで６月になってしまいました。
私も就職して配属されてから早２ヶ月。ようやく落ち着いてきました。
ところで皆さん、ゴールデンウィークはいかがだったでしょう？
私は風邪をひいてしまい最悪のＧＷを過ごしました。
以前から体調不良だったんですが、その引き金となったのは会社の研修でした。
今回はこの研修について報告します。

朝早くからバスにゆられながら富士山にある研修所、
「管理者教育センター」とかいう場所につれてこられました。
バスから降りて、坂を上ることしばし…何か歌（？）が聞こえる
全貌が見えたとき愕然とした。
なんと全員が白い上着と紺のズボンを身につけ、
あるものは歌い、またあるものは何かを暗唱している。
その姿に誰もが「オウム」の三文字を連想していたという…

例の服に着替えた後、入所式を済ませ、
以前からここで研修を受けていた人達の出所式、
通称「別れの儀」がおこなわれた。それに参加させられて思った。
…どこだよここは…いつの時代だよ…うちらもこんなことやるんかい？！
…あの連中のようにはなりたくないなぁ。
でもそいつらは、まじめにやってるし、終わってから円陣組んで歌ってるし。
しかもその歌の題は「セールス烏（からす）」…お前ら気は確かか？！

研修の内容は、何とか十箇条とか六箇条の暗唱と体操と大声を出すこと…
意味あるんかい？？　うちソフトウェア会社だよ！！
しかも、来る前から痛めていた喉がさらに悪化。
いくら腹式呼吸でも声帯が震えるだけで痛いんだから意味ねーよ！！

そんなこんなで２日間が終わり出所。「別れの儀」程大層なものはやらなかった。
歌も歌わないですんだ。どうやら２or4週間コースの人達はやる（やらされる）らしい。
しかし友人Sはこの歌を覚えようと試みたらしい…
ところでこれって誰が創ったんだろう？？

バスでの帰路、皆で話した結果、
「あそこに２週間もいたら連中のようになるわなぁ」という意見でまとまった。
洗脳に関してはまさに「オウム」といい勝負だろう。

その翌日からでした。私が寝込んだのは…

まぁ、多少はしょってますが、
これが私の社会人初のゴールデンウィークでした。
…どこがゴールデンやねん！！
ただし自社に対する怒りによって新人の結束は固まっていった。
でもそれでいいの？　ソ＿ト＿ェア＿業株式会社！！

その8 ホームページ作成中('98/04/16)

ずいぶん久しぶりの更新になってしまいました。
前回予告していたホームページの制作は、
歩伏前進なみのスピードで進行中…
就職してから結構忙しくてあまりはかどってないんです。

なんでかというと就職先では、社内文書はワープロ書きのはずなのに、
なぜか課題としてペン習字をさせられている。
そして国家試験も受けさせられる。
さらに、ゴールデンウィークには富士山の麓で研修させられる。
しかも、その内容が一昔前に絶滅したと思っていた挨拶・大声スパルタ教育らしい。
先輩いわく、
「あんなの全然役に立たないよ。まぁ、話のネタにはなるかな」
これらは社長命令らしく、ペン習字に関しては社長直々にチェックして、
字の汚い奴は突っ返されるそうだ。どうやらうちの社長はワンマンらしい。
やれやれ…そのうち報告しましょう。

思うんですけど、時間って何があっても常に流れているんですよね。
だから時間がない、なーんてことはないはずなんですよ。
たぶん、時間ってものはあるとかないとかじゃなくて、
要は、それをどう使うかにかかってるんじゃないかな。

何かをやりたいけど時間がない…と言ってないで、
本当にそれをやりたいなら、そのための時間をつくらなくちゃね。
もちろんその分、他のことをする時間を犠牲にするだろうけど、
結局のところ、それを決めるのは、他でもない自分なんです。

でも、やりたいことがたくさんあるんで、時間がいくらあっても足りない。
私よくばりなもんで…
まぁ、とりあえずホームページを今月中に仕上げたいものだ。

その7 卒業決定しました！('98/03/23)

卒業が決まりましたー！！！

いままでノートや情報を提供してくれた皆さん
ありがとうございました。
ちなみに（唯一？）自力でやった卒論は
優でした。
４年間で身についたのは要領の良さだけなのだろうか？

公演も終わって４年生メンバーのほぼ全員の卒業も決まりました。
これから各々の道を進んでいくんだろう。
だから私も
「これから何やろう…？」
って考えてしまう。
今月末には入社が決まっているんだから
「働け！」
で済むんだけどね。
だから、芝居や旅行をするほどの時間があるかどうかは
就職してからじゃないとわからんしなぁ…
写真を撮りたい、パソコンを作りたい、映画を撮りたいetc,etc
金がかかるものも、今はできないしなぁ…

そこでとりあえず
「ホームページを作ろう！！」
ということになりました。
どうせ会社もコンピュータ関係だし
ここは一挙両得を狙うぞ！

…ということで
おそらくこれから何回かは
私のHP作成奮戦記になるかも？！
とりあえず次回はそうします。
なんか趣味的な内容になりそうだなぁ…

その６ 公演終了！(UP DATE '98/03/13)

Sky Theater PROJECT 第一回公演
ＳＫＹ　〜名前のないソラ〜
無事公演終了！
皆様応援ありがとうございました。
お陰様で公演を終了させることが出来ました。
だが私はただ今、領収証の山と格闘中！！

こんな今だけどまだ紹介しきれないアナザーメンバーを紹介しましょう。

上田勝彦さん

今回照明を担当して下さった直木ヨモの知り合い。
本人談だと役者だそうだが初めて豪華な照明をつかった我々は大興奮！！ そしてプロの業を見た！！！
私もその能力につい嫉妬してしまいましたね。
お世話になりました。
私も負けずに裏方の能力を上げたいですね。

それから彼の助手として仕込みを手伝って下さった川村さん。
我々からの助っ人の森ちゃん。（あとたーふじも）
本当にありがとうございました。

たけうちこうたさん

皆さんご存じこのページの主であり、私の先輩でもある恩人です。
公演の度にパンフレットだけでなく受付やもろもろの作業を 手伝って下さるうえに、酔いつぶれた私の介抱から、布団を占領した私のために部屋のすみで毛布に包まって寝るという、まさに私にとって足を向けて寝られないほどの人なんです。

今回ぽつりと「誰もアンケートでパンフを褒めてくれない…」ともらしていたが、見に来てくれた人は判ると思いますがとても素晴しい出来でした。
本当にありがとうございました。
そしてこれからもよろしくお願いします。

さぁて、次回のビュッフェは…どうしようかな…
これからの私の指針でも考えましょうか？
それとも体験談（なにがしかの）にしようか？
う〜ん…未定！

その５ ＳＴＰ全貌 #4('98/03/04)

ＳＴＰ内部紹介　女優編

　今回の公演では直木ヨモのつてで２人の女優さんが参加してくれました。この二人がでた舞台は見たことがあったが、対面したのは初めて。私もどきどきしてしまいました。そんな魅力あふれる彼女達を紹介しましょう！

上島亜由美

　もと花歌マジックトラベラーの女優さんで、今回はフリーになって初めての公演だそうだ。練習にもいつも一番に来る、うちで一番の真面目さん（単にうちの連中の遅刻者が多いだけか？！）。
そんな彼女だが笑いだすと止まらない。よく、ナオヤ伊藤に笑わされているので、今では彼の存在自体が笑いのツボになっている。
そして結構天然ぼけである。昔、夜店で買ったお面をかぶっているのに気付かず「お面がない！！」といって探していたという。
しかしバレエやジャズダンスをしていたので彼女はきっとしなやかな動きで貴方を魅了する。

たきざわちえ象

　彼女もフリーの女優さん。いつも明るく場を和ませてくれる。
そして今回の役者の中でも一番のキャリアを持つだけあり、その演技は素晴しい。さらにその動きは軽快さとキテレツさをともに持っていて私たちを楽しませてくれる。
そんな彼女はどうもアニメ好きらしい。この間はエヴァンゲリオンのポテトチップスを大量に買ってカードを集めていた。それと今回の芝居ではやたらと人を叩きまくっている。私が一番やられてるかな。でもあとで「大丈夫だった？」と心配してくれるやさしい人である。
公演を見る人は彼女の動きに要チェックだ！

次回は…そうだなぁ、一応主要メンバーは紹介したから、ちょっと区切りに『私のお気に入り』の話しでもしましょうかね。それと近いうちに『私から見たたけうちこうた氏』についても話しましょうか？

その４ ＳＴＰ全貌 #3('98/03/02)

ＳＴＰ全貌公開『後輩編』

Ｇｕｃｃｉ（グッチー）

　立正大学えんげきぶの後輩。主に裏方として種々の雑務から制作・舞監といった重要な仕事までやってもらった。今回の公演では制作助手としての雑務だけでなく役者としても参加している。
特技は軽快なフットワーク。何でも「ハイ！」の一つ返事で動き出すその行動力は、サークル内でもずばぬけている。しかし彼のもう一つの特技の前ではこれもかすんで見える。
それは…「うっかり！」である。彼の名誉のためにその具体例は伏せておく。が、彼の仕事ぶりはまるで砂を目の荒いザルで運んでいるかの様に見える。だから行動力の割に実行力がいま一つになってしまうこともたびたびあり、その度に落ち込んでしまう非常に惜しい人材である。しかしその人柄の良さからか、どうも憎めないかわいい奴である。彼のさらなる成長に期待しよう！

おがまや

　同じく立正大学えんげきぶの後輩。今年度からサークルに参加し、女優などをやってもらっていたが、今回の公演では広報を担当してもらっている。地味な仕事もこつこつとこなしていってくれるので、けっこう信頼している。また同学科の後輩でもあることから、彼女から講義のノートやテスト情報を入手していたので、私が今年度で卒業できたならその何割かは彼女のおかげである。
そんな彼女の特技は「ツッコミ！！」。その素早さは電光石火のごとく、先輩だろうが誰だろうが一切容赦はない。むろんＳＴＰのメンバーなら誰もが一度はくらっている。
今回の公演は裏方なので舞台の上の彼女を見ることはできないが、当日は受付か会場整理をしてもらう予定なので、生でツッこんでほしい人はぜひ劇場に来て彼女の前でボケて見よう！！

次回は助っ人女優編を予定してます。

その３ ＳＴＰ全貌 #2('98/02/18)

『ＳＴＰ内部紹介　同期編パート２』

ナオヤ☆伊藤

　立正大学えんげきぶとＳＴＰにおいて役者として活躍。
本職はシンガーソングライターであり、原宿でライブ活動をしている。
特技はもちろん作詞作曲だが、彼が苦労して作った曲よりもちゃっちゃと作った曲のほうが周囲の評判がよいという、とことんインスピな人である。
今回の公演では彼の生演奏が聞けるかも？！
また、遅刻と寝坊の常習犯である彼は、言い訳の腕前も超一流。

友「早く寝たのに何で起きれなかったの？」
ナ「いや〜夜中にクッキー焼いてたからさぁー」
友「……」

友「何で遅刻したの？」
ナ「いや〜朝、爪切ったら深爪しちゃってさぁ、伸びるまで待ってたんだよ」
友「……」

これでは誰も怒る気になれない。
そんな彼の甘いマスクを見たい人はぜひ劇場まで御越しください。

ＲＴＳ(高橋俊輔)

　彼も同じく立正大学えんげきぶとＳＴＰにおいて音響を担当。
いつもどこから仕入れてくるのかナイスな曲を選んでもってくる。
音楽の知識に関しては私の想像を超えている。
また裏方のいろいろな知識も持っており、今回も舞台図などで協力してもらっている。
そういった点ではけっこう評価している。
ただ、私見を言えば彼のギャグセンスには耐えられない！
しかし、「てきとー」と「わりぃわりぃ」ですべてを片付けようとする彼の「公演前のドタバタ好き」には納得がいく。
そんな彼を直接目にする機会はないかもしれないが、今回の舞台のあちこちに彼のアイディアが生きているので、ぜひ直接舞台を見に来てください。

さぁて次回は『ＳＴＰ内部紹介　後輩編』を予定。
『最近の私』は頻繁に更新する予定です。

その２ ＳＴＰ全貌#1('98/01/29)

第二回ということでこれからは予告通りにＳＰＴの全貌を少しずつ紹介しましょう。

●ＳＴＰ全貌その一：同期編パート１

今回は私と同期の人を紹介します。

内木田ゆうき

主に演出・脚本・役者といった重要ポストをつとめる、ＳＴＰの絶対権力者。
そしてありとあらゆる面でその才能を発揮し、その力は計り知れない。
今回の公演でも演出・役者を担当する。
私も演出面においては彼に全面的信頼をおいているし、役者としても到底彼には及ばない。
天才とはまさに彼のためにある言葉ではないかと思ってしまう。
そんな私が唯一意見するのは裏方面である。例えば、

さまざまな制約のある中、今回はどんな難題を突き付けてくるのか？！
そんな彼のクールなホームページはこちらです。

直木ヨモ

主に脚本を担当。またさまざまな演劇活動を通して役者や演出なども経験している実力者。
内木田氏と二人でＳＴＰを始め、今回の公演の提唱者でもあり、脚本を書いている。
常に先のことを模索しているようだが、その細目の裏側で何を考えているのかまったくよめない……
そして私にも把握できないほど多くの得意分野を持つ。例えば、

・営業面でも広いコネを使っていろいろなことをしてくれるのでなかなかたのもしい。今回もそのコネで役者さんと照明さんを探してきてくれました。
・彼の料理の腕はすばらしく、家が遠い私は彼の家を「別荘２号」（ちなみに１号は先輩の家）として利用した時にたびたびごちそうにありつけた。

などなどここでは紹介しきれない。
そんな彼に唯一言うことがあるとすれば…
「台本いつ完成するの？」
現在彼は全力でホンを仕上げている…
今後の活動は全て彼にかかっている。
そんな彼の楽しいホームページはこちらです。

今回はこれまで！
次回は同期編パート２を予定してます。
質問・リクエスト等ございましたらこちらまでお寄せください。

その１('98/01/22)

今回は第一回ということで簡単な自己紹介をしておこうと思います。
とりあえずはSTPフリークや同メンバーの直木ヨモ氏のぺージを参考にすると事実の半分は明らかになります。
（内木田氏のページは東スポを読む気分で参考にするといいでしょう）
ここでは残りの半分を簡単に紹介します。

こんな私ですがこれからもよろしくお願いします。
ご意見・ご感想がありましたらこちらへお寄せください

次回予告「これがSTPの全容だ！！」でも話ましょうかねぇ。（未定）