ピアノのへや

空間劇場 第6回公演
音楽劇『ピアノのへや』
荻窪メガバックスシアター
2008年10月30日(木)〜11月4日(火)

とある家族とピアノの部屋の100年の物語り……

STORY
そのピアノは大正の終わり頃、この家に嫁いできたお嫁さんの嫁入り道具の一つだった。
やがて、ピアノは二階の洋室に置かれ、以来、その部屋は「ピアノの部屋」と呼ばれるようになった。 それは、早瀬家の人たちとピアノが関わる三つの思い出。

第1話「七夕の日」
1937年、ユキが早瀬の家に嫁いで十数年。音大を出た彼女も今は嫁入りの時に実家から持ってきたピアノを趣味で弾く程度。7月7日、七夕の日。ユキは夫の知人から1日だけのピアノ講師を頼まれるのだが、彼女の前に現れた少女にユキは戸惑う。

第2話「お姉ちゃんの病気」
1977年。長女、陽菜子は19歳。体を壊し、大きな手術が控えている。初夏。今日はその手術前の一時帰宅最後の1日。そしてまもなく病院に戻る時間。もしかしたらもう戻ってこれないかもしれない。家の中をゆっくりと見てまわり、名残を惜しむ。そんな時、かかってきた一本の電話に陽菜子は足止めをくうことになる。

第3話「ピアノの部屋」
2025年、老朽化した家を建て直すことになった。一家は一時的に入る借家の引越の準備に追われている。秋が始まったようなこの日、ピアノの中古引取り業者が家族の依頼によって早瀬家を訪れる。すでに弾き手もいなくなって久しいピアノは引越を機に手放される事になっていた。「ピアノのへや」最後の一日のお話。

四方田直樹が送る三つの時代の三つの出来事
──ピアノはみんな知っている

脚本
四方田直樹
(Sky Theater PROJECT)

演出
加藤毅

出演
《第1話「七夕の日」》
田中実穂/大西達之助/稲葉愛夢/瀧澤千恵
永石美貴/梅本あき乃/鈴木愛

《第2話「お姉ちゃんの病気」》

市川ゆり/稲葉美優/高原達也/椎名桜
吉永輪太郎(◎) or 田中真樹(★)

《第3話「ピアノの部屋」》

橋本貴行/日下部美雪/白鳥真理子/執印徳枝
関根喜子/石川秀樹/市川ゆり

スタッフ
作曲:まつもとみほ・石山理
編曲:石山理
振付:鈴木愛
照明・音響:スタジオM・T
美術:河合妙子
舞台監督:齊藤嵩也
企画・製作:空間製作社

日程

 
10/30(Thu.)-16:00〜(#1)19:30〜(#2)◎
10/31(Fri.)-16:00〜(#3)19:30〜(#1)
11/ 1(Sat.)12:30〜(#2)★16:00〜(#3)19:30〜(#1)
11/ 2(Sun.)12:30〜(#1)16:00〜(#2)◎19:30〜(#3)
11/ 3(Mon.)12:30〜(#3)16:00〜(#1)19:30〜(#2)◎
11/ 4(Tue.)13:00〜(#2)★16:00〜(#3)-
※#1は第1話、#2は第2話、#3は第3話を上演したします。
※◎印は吉永輪太郎、★印は田中真樹の出演となります。
※開場は開演時間の30分前、受付開始は45分前です。

劇場
荻窪メガバックスシアター
(JR・丸の内線「荻窪駅」南口より徒歩2分)
〒167-0051 東京都杉並区荻窪5-30-5 大国ビルB1
03-3398-6098

料金
前売:3,000円(2話目2,000円、3話目1,000円)
当日:3,500円(2話目2,500円、3話目1,500円)
全席自由

お問い合わせ
空間製作社
〒155-0033 東京都世田谷区代田4-7-19 朝山ビル1F
空間製作社公式サイト


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