【上演記録】
"Sayounara First Age"
©Sky Theater PROJECT, 2000, 2003
©Naoki Yomoda, 2000, 2003

Sky Theater PROJECT ReMIX #1
さようならファーストエイジ 2003年版

■劇場■
中野ザ・ポケット
■期間■
2003年4月24日(木)〜4月27日(日)
24(Thu.)19:00〜
25(Fri.)19:00〜
26(Sat.)14:00〜/19:00〜
27(Sun.)14:00〜/19:00〜

■作・演出■
四方田直樹

■キャスト■

鷹野萌…檜枝美希
鷹野梨花…たきざわちえ象
大多常・鷹野現…堀口大介(開店花火)
細島厘…上田晴美(劇団俳協)
緒秦弦軌…本多智(劇団ラムネ堂)
大統領・喪服…今井香
林森滝・喪服…林田真
林森純・妊婦の母・喪服…丸二明紀子
林森心・空港職員・喪服…石川秀樹
丘野見都・平忍・喪服…黒木亮
スズキ・SP・妊婦・中村彼菜・喪服…宮内怜
若松先生・SP・車掌・喪服…伊藤直矢
鷹野真知…丸山哲司
そして、誰かを思い出す──

■スタッフ■

舞台監督:加治真理
照明:上田勝彦
音響:海野朋子
映像:中原充
舞台美術:向井登子
振付:加藤毅
宣伝美術:たけうちこうた
制作:林田真
協力: 開店花火/劇団乞局/劇団俳協/劇団ラムネ堂
新横浜ラーメン博物館/HERO/ほーぶん堂
石井ショウコ/大木利天(HERO)/加治屋馨子(E/P Laz)/木村奈々恵(HERO)
杉田吉平/杉山ゆか(HERO)/高木俊介/冨吉真理安/中村友恵/星野江梨子
企画製作:Sky Theater PROJECT

■あらすじ■
西暦2230年、少女の忘れられない夏休みが始まる── この世を去るとき
 一言のこすことが
 許されるなら
 さようなら
 がいい
 笑って 見栄はって
 「さようなら」

 西暦2230年。KALMAと呼ばれる強力な感染力のウイルスが大流行して以降、人類は、長寿なファーストエイジと、短命なセカンドエイジという二つの世代に分かれてしまっていた。
 14歳の鷹野たかのキザシは、鷹野家の本家の三男・鷹野真知シンシの娘、中学3年生。ごく普通のセカンドエイジの少女だ。セカンドエイジの平均寿命は30歳程度。萌は人生の半ばに差しかかろうとしていた。
 鷹野家の子供たちは小学校から中学校までの9年間のうちに一度だけ、夏休みを「おばあちゃん」の家で過ごすことが決まりになっている。萌たち鷹野家の「おばあちゃん」鷹野梨花リカは当年とって243歳。1987年生まれの人類に残された最後の「ファーストエイジ」なのだ。
 おばあちゃんの家には、萌の遠縁の親戚にあたる大多おおさわトバという知的障害児の少年と、住み込みで家政婦のようなことをしている細島さいとうリンという少女が暮らしていた。おばあちゃんたちとの共同生活にも慣れた頃、萌は近所の役場勤めの青年・緒秦おばた弦軌ゲンキの勧めもあって、村祭の踊りに参加することになる。優しい弦軌に淡い想いを抱くようになる萌。しかし、弦軌の気持ちはリンにあることを萌は感じ取る。
 村祭では、「現世返うつしよがえり」という年男・年女を決めるための儀式として、毎年「カブキ」と呼ばれる神楽芝居「現世うつしよほむら」が行われており、今年は常がその主役に抜擢されていたのだ。はりきる常。しかし、常がカブキの主役を演じることを良く思ってない村人もいたのだ。
 村祭の当日、常が使う主役「火之迦具土ヒノカグツチ」のお面が何者かによって奪われてしまう。慌てる常。しかし、リンと萌の機転でお面を見つけ出し、お祭の芝居は無事、始まる。
 常を利用し、現世返りの男女ペアに弦軌とリンを選ばせることによって、弦軌とリンの気持ちの橋渡しをする萌。そんな複雑な心境の彼女を待ち受けていたのは、父親が倒れたという知らせだった──


■ 特別壁紙 ■
[さようならファーストエイジ]
1024*768(65KB)

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